【キャンプ場レビュー】RECAMP りんくうを下見してきました

RECAMP りんくう 管理棟
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2020年7月に大阪府にオープンした泉南りんくう公園内のオートキャンプ場「RECAMP りんくう」を下見してきました。

キャンプ場が少ない大阪府で、海を眺めながらキャンプ出来る施設がついに登場。

距離的にも土地柄的にも、わが家が実際に利用することはないかと思いますが、大阪府内で新たにオープンするキャンプ場といわれると、直接見てみたい!

というわけで、6月下旬のプレオープン期間中に下調べしてきましたので、個人的な感想を口コミとしてブログにまとめておきます。

RECAMP りんくうについて

泉南ロングパーク入り口

2020年7月3日、夕陽百選にも選ばれた泉南マーブルビーチ・タルイサザンビーチに隣接するかたちで、泉南りんくう公園(SENNAN LONG PARK)がオープンしました。

都市型グランピング施設「URBAN CAMP HOTEL Marble Beach(アーバンキャンプホテル マーブルビーチ)」を筆頭に、マルシェやアスレチック、BBQ施設などが多数集まった巨大なレクリエーションスポットです。

このSENNAN LONG PARK(せんなんロングパーク)内にあるのが、オートキャンプ場「RECAMP りんくう」です。

RECAMP りんくう 管理棟

RECAMP りんくうの管理棟

ちなみに、運営会社である株式会社Recamp(リキャンプ)は、2019年に設立ということですが、すでに日本中で10個以上キャンプ場を展開しているようです。

MEMO

以下、施設紹介していきますが、今回は利用したわけではありません。
あくまで、外から実際に見た感じでのレビューとなります。

アクセス

RECAMP りんくうは、イオンモールりんくう泉南の真ん前にあります。
関西空港の近くということで、大阪府内からであれば、それほどアクセスが不便ということはないでしょう。

大阪府のほぼ真ん中に位置するわが家から、下道のみでも1時間ほどで到着。

ちなみに、最寄り駅の南海樽井駅から徒歩10分とのこと。
アクセスは抜群です。

泉南りんくう公園(SENNAN LONG PARK)
大阪府泉南市りんくう南浜2-201

サイト

RECAMPりんくうのサイト

サイトの種類は3種類。
全て電源つきで、オートサイトは車の横づけ可能です。

  • オーシャンビュー区画オートサイト
  • 区画オートサイト
  • カジュアルグランピングサイト

カジュアルグランピングは、テントや用具一式のレンタルつきみたいなプランです。

地面は見た感じ土っぽいです。
雨が降ったらドロドロになることが予想されますね…

綺麗に整地された公園の中にあるため、自然といえば目の前の海くらいです。

料金

区画オートサイトの最低料金が6,500円。
最低料金をベースに、シーズンや曜日によって変動するようです。

1例として、区画オートサイト

9~11月の土日 12,500円
9~11月の平日 9,500円

12月の土日 9,500円
12月の平日 6,500円(おそらく最低価格)

オーシャンビューサイトの場合だと、+2,000円になると思います。

場所代なのかわかりませんが、かなり高い印象ですね。

施設

施設を利用していないので、外観だけの評価となります。
外から見た感じでは綺麗そうでした。
出来立て(というか正式オープン前)だったので当たり前か…

RECAMPりんくうの炊事場

炊事場(温水)・外シャワー・ゴミ捨て場

トイレは、キャンプ場利用客専用のはずですが、通行人が普通に利用している様子でしたね…

RECAMPりんくうのトイレ

良さそうなところ

オーシャンビュー

RECAMPりんくうから見える海

RECAMP りんくうの一番の魅力はオーシャンビュー。

目の前に広がるのは大阪湾。
なんとなく汚そうなイメージですが、思っているより海の色は綺麗でした。

大阪府内では綺麗な方のビーチかと思います。
遠くには関空が見え、離発着する飛行機も確認できます。

せっかくRECAMP りんくうを利用するなら、目の前が海の「オーシャンビューサイト」の利用がオススメです。

ただし、目の前の海では、海水浴は出来ません。

MEMO

海水浴ができるタルイサザンビーチまでは10分ほど歩かなければいけません。

サイトは広め

RECAMPりんくうのオーシャンビュー区画サイト

区画サイトは10x10mと広さが十分なのは魅力的です。

特に、オーシャンビューサイトは、10x17mとかなり大きく、グルキャンにも最適ですね。

ただし、利用者が6名を超えると、もう1サイトの料金を支払う必要があります。
また、車が複数台の場合は、キャンプ場内の駐車場に駐車とのこと(1台1,000円)

イオンですべてが揃う

イオンモールりんくう泉南が目の前にあるので、食材忘れなんて恐れるに足りません。
フードコートでテイクアウトだって可能です。

なんなら、イオンモール内のスポーツオーソリティで、キャンプ道具をゼロから一式揃えられると思います。

イマイチそうなところ

RECAMP りんくうのイマイチな点ですが、これはキャンプ場の管理的な問題ではありません。
根本的に、キャンプするような場所じゃないということが原因です…

静かに眠れるわけがない

RECAMP りんくうは、一般の人が自由に往来する遊歩道と、かなり交通量のある道路に挟まれています。

RECAMPりんくうのサイトの広さ

左は遊歩道、右は幹線道路。

イオンモールも23時までは営業していますし、日が暮れてもそれなりに人がいます。

RECAMPりんくうの目の前の道路

真ん中の建物が管理棟。前の道路はイオンの駐車場から出てくる車でも混雑。

道路は大型のトラックなども多く通行していました。

静かな環境でキャンプしたい人には絶対おすすめ出来ません…

プライベート感は皆無

キャンプ場に隣接する遊歩道ですが、近くに住んでいる人たちが犬の散歩やジョギングなどで日常的に利用しています。
遊歩道から目隠しがほぼないので、通行人からはガン見されると思います。
…というか、されてました。

RECAMPりんくうの目の前の遊歩道

遊歩道とサイトはほぼ隣接(1m未満)しています。

RECAMPりんくうの目の前のビーチ

サイト目の前の階段は、道行く人の休憩スポットです。

実際に宿泊していなくても、早朝から散歩する人がテントをガン見しながら通り過ぎるのを想像できますよね…

周囲のマナーには期待できない

普通のキャンプ場のように、キャンプに来ている人だけではありません。

泉南ロングパークには、日帰りで遊びに来ている人がたくさんいます。
というか、その方が圧倒的に多いです。
イオンモールを訪れてから、フラッと遊びに来るにもちょうど良い場所ですからね。

入場にお金がかかるわけではありませんから、訪れる人は様々と思っておきましょう。

イオンモールのネオン

イオンモールは23時まで営業中。

また、泉南ロングパーク内のアクティビティエリアにはスケートパークもあります。
もちろん、パーク以外はスケート禁止なのですが、守られるわけもなく…ゴロゴロゴロー

泉南ロングパーク内でのスケート禁止看板

スケート禁止の看板の前で、子供にスケートの練習をさせている親もいてますから…ゴロゴロゴロー

深夜にはさらにヤンチャな若者たちも集ってきます。

そのような環境で、ある意味誰でも入れるようなテント泊というのも、考えようによっては怖いかなと思います。

ちょっと磯臭い

海の色は結構綺麗なんですけど、磯っぽいニオイが少し強かったですね。
しばらくいると慣れましたが、苦手な人は注意

泉南ロングパークの海

海藻が結構打ち上げってたのとも関係あるのかな…

周辺施設

泉南ロングパーク内には、子供が遊べる遊具がいくつかありました。

泉南ロングパーク内の遊具

泉南ロングパーク内の遊具

泉南ロングパーク内の遊具

その他にもさまざまな施設があります。

泉南温泉 SORAの湯

最寄りの温泉ですが、キャンプ場からは少し距離があります。(徒歩10分前後)

泉南ロングパーク内の飲食店

ただ、道中は綺麗に舗装されたオシャレな通路なので、ゆっくり歩くのも良いと思います。

泉南ロングパーク内のスターバックスコーヒー

道中にはオシャレの代名詞、スターバックスもあります。
「スタバのカップ越しの海」なんてのは、ベタ過ぎるので今更インスタに投稿しないように!

泉南ロングパークのインスタ映えスポット

インスタ用に作られたであろうオブジェ的なものもあったりします。

HEARTTHROB(ハートスロブ)

HEARTTHROB(ハートスロブ)

巨大なアスレチックです。
私が訪れたときはまだオープンしていませんでしたが、見ただけでわかります。

絶対怖いやつ。

ストリートパーク

泉南ロングパーク内のストリートパーク

スケートパークとバスケコートがあります。
これらが趣味の人にとっては、かなりテンション上がる場所なんじゃないかと想像できます。

私はスケートなんてしたことありませんが、見てるだけでも面白かったですし…

泉南ロングパーク内のヤシの木

海辺のヤシの木と相まって、すごくアメリカの西海岸を思い出しますね。

行ったことないけど。

海のマルシェ

こちらも訪問時は未オープン。

バーベキュー用の食材調達とかに絶対良さそうな響き…

ただ、キャンプ場からは少し離れています。

イオンモールりんくう泉南

説明不要ですね。
何でも揃います。
フードコートも充実。
その気になれば、キャンプ中に、映画館にも行けます。

イオンモール最強。

おすすめの使い方

デイキャンプする場合、なかなか良い立地と環境だと思います。
利用料金が高いのはネックですが、場所をしっかり確保できるわけですし、利用する価値は十分あるかと…

泉南ロングパークのビーチで遊ぶ双子

水遊びが出来ると子供のテンションもアップ!

宿泊料金支払えば、20時チェックアウトも可能らしいので、昼~夜まで、がっつりと海デイキャンプを楽しむことも可能。

あとは、やはりアクセスが良いので、時間が全然取れないけど、「どうしてもキャンプ道具を使いたい」欲求を発散するにも良いかもしれません。
テント内ではあえて夜更かしして、早々に帰宅して2度寝するなど、「都市型キャンプ」ならではの楽しみ方を模索するとか…

まとめ

RECAMP りんくうは、アクセス良好で気軽に利用できる反面、騒音や通行人の視線がメリットを帳消しにしてしまう、すごく惜しい都市型キャンプ場だった。

私が見た限りでは、デイキャンプ的な利用はありかもしれませんが、宿泊キャンプするなら他の場所に行った方が良いかなという印象を受けました。

立地的には良い場所なので、もう少し、プライベート感を持たせることが出来れば、違った評価になるかもしれません。
騒音は無理だとしても、せめて通行人の視線をしっかり遮りつつ、海の眺望を維持することが出来れば…

キャンプ場側で対策するのが難しそうに感じましたが、今後どう進化していくのかに期待ですね。

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