【初めての冬キャンプ】2020年の初キャンプは、日時計の丘へ行きました

日時計の丘で朝の焚火
この記事は約13分で読めます。

2020年2月29日から1泊で、西脇市 日本のへそ 日時計の丘公園オートキャンプ場へ行ってきました。

何を隠そう、初めての冬キャン!

うちの奥様が「寒いから嫌」ということで、これまで、わが家は冬の間はキャンプがオフシーズンだったのです。

個人的には、2019年のGWに予想外の外気温2度を体験したので、そこまでなら電源無しでいけると思うのですが、子供も一緒なので強行するわけにも行きませんしね。

今年も、冬の期間に何度か話をふっては、
嫁「えー、寒いー」
私(チッ…)
の流れを繰り返していたある日のこと…

嫁「日時計の丘とかならOK」

と。

私「(チッ……ん?)んん…!?」

ということで、気が変わらぬうちにさっそく予約だ!

今回行ったのは…

日時計の丘オートキャンプ場管理棟

関西では、「高規格&リーズナブル」で有名な、兵庫県西脇市の日時計の丘オートキャンプ場。
暖かくなってくるとラッキーでしか予約が取れないようなキャンプ場ですが、冬の間はまだ予約が取りやすいです。

1サイト3500円で、電源あり&炊事場にお湯あり。
まさに冬キャンデビューにオススメの場所です。

チェックイン14時/チェックアウト13時と遅めなのも、ゆっくりできるので良いですね。

準備編

今回は冬キャンプということで、購入したのが電源サイトの定番アイテム「電気毛布」をついに購入!
(これで電源サイトならいつでもキャンプ可能になるぞ…)

ほかに持っていくものは、家の脱衣所でも使用している「セラミックファンヒーター」
(キャンプへ持っていくことを見越して、600Wの小型モデルを選びました)

あとは、家で使ってる掛け布団と、重ね着しやすい服装。

これだけあれば余裕でしょ!

それから、初日は雨っぽい予報だったので、子供達が退屈しすぎないよう、サプライズアイテムも仕込んでおきました。

中途半端にキャンプ慣れしたわが家は、準備も積み込みも買い出しも当日行うことにして、前日はいつもと同じようにダラダラと過ごしたのでした…

初日

9時頃に起床し、着替えて朝食を済ませ、キャンプ道具の準備を始めます。
(奥様と子供たちはすでに起きておりました…)

当日の朝にキャンプの準備中

クーラーボックスと寝袋や布団を載せたら終了

10時40分ごろ、積み込み完了!
いざ出発!

道中

大阪から日時計の丘まで、高速を使うと2時間もかかりませんが、高速代が2000円以上かかります。

私「チェックイン14時でしょ?」
嫁「下道でしょ!」

ということで、高速代をケチるため、今回は下道で向かいます。

2時間半…いや、ほぼ3時間くらいかかったでしょうか…

遠いなおい。
普通の町中を走るだけなので退屈だし、2000円浮かすのも楽じゃない。

途中で簡単な昼食と、スーパーでの買い出しがあったので、キャンプ場到着はなんと15時過ぎ…

まんぷくスライム
まんぷくスライム
余裕見せすぎて失敗するパターン…

キャンプ場到着

日時計の丘キャンプ場入り口付近

道中から雨がパラつきはじめ、雨キャンプは確定となりそうです…

ひとまず管理棟で受付。
2年ぶり2回目の訪問なので、説明を一通り聞きました。
説明してくれたのは感じの良いオバちゃんお姉さんでした。

天候的に焚火するか微妙なラインだったので、薪がいつまで買えるのか聞いてみると、管理棟が開いてる21時までならOKとのこと。
それなら、今すぐ買わなくてもよさそうです。

さすが、日時計の丘。神対応。

神対応といえば、JAFの特典で、チャッカマンがもらえました。
(JAF会員証のコピーが取られます)

日時計の丘キャンプ場E-2サイトの広さのイメージ

今回利用するのはE-2サイト。
背面が山なので、背中合わせで配置されているエリアよりは多少プライベート感はあるかなと…

長時間のドライブで退屈していた子供たち。
サイトに到着すると、雨関係なくラジコンで遊び始めました。

両親が高速代をケチったばかりに…すまんのう、すまんのう。

雨の日のツールームテントのリビングレイアウト

雨なので設営はさくっと済ませます。

とか言ってみたかったですが、子供の邪魔が入ったり、なんだりかんだりで、すべて完成させると16時過ぎ。

わが家のテントは、小川のポルヴェーラ34というコンパクトなツールームなので、テーブルと椅子を入れるとパンパンです。

フィールドラックがシンデレラフィット

無理やり配置していると、コールマンのコンフォートマスターバタフライテーブルにユニフレームのフィールドラック2段重ねがシンデレラフィットすることに気づく。

コンフォートマスターシリーズ

これは旧ロゴ

2020年から、「コンフォートマスター」ではなく、「マスターシリーズ」になり、ロゴもカッコよくなりましたね…

雨やまず…

ポルヴェーラ34のインナーテントからリビングを覗く

インナーテントの中より

雨は大粒ではないものの、振り続けています。

子供達もラジコンに飽きてきたものの、外では遊べないのでお菓子タイムで時間つぶし。

一息ついたと思ったら、奥様は晩御飯の準備開始。
私は料理が全くできないので丸投げです…すまんのう、すまんのう。

晩御飯の準備中は、子供と一緒にインナーテントの中で電気毛布の暖かさを検証。

今回は、グランドマットの上に電気毛布を敷き、その上にインフレータブルマット、その上に寝袋を広げて敷布団とし、家で使ってる掛布団をかける方式にしました。

電気毛布に直接寝るのは、低温やけどなど気になりますし。

ただ、インフレータブルマットは車中泊用なので、8cmの厚みがあります。
電気毛布で温まるか心配していたのですが、結果的には全く問題ありませんでした。

私「ぬくぬくお布団キモチイー!」
バッフン、バッフン(子供が布団に飛び込む音)
私(ようし、このままどさくさに紛れて寝てやるぜ)

サプライズアイテム

結局、布団バフバフで子供の気持ちを逸らせたのはせいぜい5分程度でした。

こうなったら、用意してきたサプライズアイテムを投入する時が来たようだ!

テテテテン♪
つまんでつんでバランスゲーム!

わが家の子供達の間で今最もアツイのが「ドラえもん」
父は、そんなドラえもんのおもちゃを持ってきたのだ!

宅配袋を開けずに与えたので、ドラえもんが見えた瞬間に子供達歓喜。

「わー!ドラえもんやー!」
「きゃーーーっ!」
「ぎゃーーーーっ!!」

サプライズは大成功のようですな。

「つまんでつんでバランスゲーム ドラえもん」とは、ドラえもんのフィギュアをお箸でつまんで積み上げるというシンプルなゲームです。
お箸を使えるようになってくる4~5歳くらいのお子様にはちょうど良いおもちゃだと思います。

ドラえもんのフィギュア自体もなかなか可愛らしく、単体で飾ったり出来ますし、変なガチャポンするよりリーズナブルだと思います。
(ドラえもん12体入りで1300円~)

MEMO

ちなみにこのドラえもん、誤飲防止のため、めっちゃ苦いらしい。
と聞いたら、舐めたくなりますよね?
というわけで、後日ちょっと舐めてみました。
個人的には「味覚じゃない部分に伝わるヤバい苦み」だと思いました。
食べ物で連想するような苦さとはちょっと違うというか…

晩御飯は味噌煮込みうどん

さて、ドラえもんで気を紛らわせている間に晩御飯の完成!
本日の夕食は「味噌煮込みうどん」です。

寒い中で食べる鍋物は最高ですね。
冬キャンプの一番の醍醐味は、寒い中で食べる暖かなご飯でしょうか?

子供達も「めっちゃ生き返る」と、温泉につかったおじいさんのようなセリフを連発していました。

寒い中で食べる鍋物は最高

食後のどら焼き(ドラえもん繋がりで…笑)を食べてたらもう7時過ぎです。

雨は相変わらず降っていますが、かなり小降りになっていました。
明日は晴れそうなので、朝焚火するために、管理棟へ薪を買いに行きます。
日時計の丘は、チェックアウト13時なので、朝焚火も余裕ですね。

夏だと、このくらいの時間はシャワー利用待ちで大混雑している管理棟ですが、冬は誰も使っていないようで、ガラガラ。

日時計の丘キャンプ場のシャワールームについて

シャワー室の利用案内

ここのシャワールームは、広い脱衣所付き&貸し切りで使える上に、無料です!

とりあえず目的の薪を購入。お値段は600円。
ちなみに、19時を過ぎると、会計ができなくなるので、名前を書いて、翌日の支払いとなるそうです。

その後、静まり返ったランドリールームで歯磨きをさせてもらいました。

日時計の丘キャンプ場のランドリールーム

ランドリールームには、洗濯機、乾燥機が複数あり、無料です!
服を汚しやすい幼児連れには、いざという時にありがたいのではないでしょうか。

夜のポルヴェーラ34

8時ごろにサイトへ戻ってきましたが、雨はやみません。
焚火も出来ず、肌寒かったので、早めにインナーテントの中へ。

初めての冬キャンプなので、寝るときの寒さがどんなものかと気にしていましたが…

いざ布団に入ると、電気毛布の暖かさが半端ない。
気持ちよく寝入ったものの…

暖かいというより、むしろ暑い

暑すぎて途中で何度も目が覚めました…

まんぷくスライム
まんぷくスライム
マジ電気毛布半端ないって!

ちなみに、寝たときの服装は上下ブレスサーモのアンダー。
普通のロンTにフリースのジャケット、裏起毛のデニム。

外をウロウロしていた時は、これにアウターを着てそれほど寒くないかな?って感じでした。

単純に、着こみ過ぎだったのでしょうか…?

日時計の丘キャンプ場の2月末の夜の気温

この日の最低気温は、屋外2.9度、ツールームテントのリビング部分が3.9度でした。

インナーテントの中はもっと暖かかいはずですが、問題のない気温でした。

2日目

日時計の丘キャンプ場の朝

早めに寝たので、珍しく早起きした私。
と言っても、6時30分頃です。

気温は5.5度、ちょっと寒いくらいの感じで、雨は完全にやんでいました。

日時計の丘で朝の焚火

昨日は焚火が出来なかったので、早々に焚火台を設置。
やはり火があると温まる~。

そうこうしている間にみんな起きてきました。

日時計の丘キャンプ場での朝ごはん

朝ごはんは簡単に、フランスパンとホットカルピス。

寒い中で飲むホットカルピスは最高ですね。
冬キャンプの一番の醍醐味は、寒い中で飲む暖かなカルピスでしょうか?

ホットカルピスが体に染み渡る

子供達も「めっちゃ生き返る」と、温泉につかったおじいさんのようなセリフを連発していました。パート2。

キャンプハンガーラックが役に立った様子

気づいたら、昨日濡れたレインコートとパンツが干されていました。

と…とりあえず、昨年末に購入したキャンプハンガーラックが役に立ってよかったということにしておこう。
(オネショではなく、トイレでちょっとかかってしまっただけらしい…)

そして、嫁と子供達は公園へ。
私は焚火を見ながらぼんやり。

朝の焚火

オレの〇〇〇はジャンボ。キャンプケトルジャンボ。

薪をくべる以外特に何もしてないけど、この時間が本当に最高なんですよね。

事件発生!

焚火が終わって、トイレに行った際のこと。

焚火台から焦げた薪をボロボロと落としているサイトを発見。
焚火台は、広げた足に金属メッシュみたいなものを広げてかけるタイプ。

なんなのかとチラッと見たら、肝心のメッシュの中央が焼けて穴が開いている…!
そこから落下しているようでした。
幸い(?)雨で地面が濡れているので、落ちた分は消えてるようですが、ちゃんと掃除して撤収するのだろうかと心配してしまいました。

しかも火がまだついているのに誰もいない…
盛り上がる声は聞こえるので、テントの中で何かしらゲームを楽しんでいる様子…

火が怖くないのかな…?
なーんて思いながら、自分のサイトに戻った直後。

「椅子燃えてますよー!」

という声が聞こえてきました。

声の方を見ると、先ほどの無人焚火サイトで、椅子炎上…
ヘリノックスタイプの軽量椅子だったので、風で焚火台へ倒れ掛かったのだと思われます。

家族が出てきて唖然としてました。
まじでテントが燃えたりしなくて良かったです…

気を取り直して…

ツールームテントをセラミックファンヒーターで温める実験

焚火が終わってやることがなくなった私はというと、寝袋やインナーテントなどの片づけをしながら、セラミックファンヒーターでツールームテント内の温度がどれくらい上がるかの実験を開始。

セラミックファンヒーターの効果実験の結果

閉め切っていれば、1時間で8度くらいは上げてくれると思って良いのかな?

結果が思ったより良かったのでびっくり。
電源サイトなら、600Wのセラミックファンヒーターで何とかなりそうな気がする…甘すぎ?

キャンプ場で食べるチョコパイ

甘さ×甘さ=ハイカロリー

ひと段落ついて、冷めかけのお湯でコーヒー&朝のおやつタイム。
ちなみにブラックじゃない、激甘のカフェラテだ。

とかやってる間に、子供達帰還。
一緒におやつを食べて、ラジコンに付き合う。

キャンプでラジコン

誰もいなかった池よこサイト

坂道など、起伏のある広い場所でラジコンを走らせるのは普通に楽しかったです。

キャンプでラジコン

駐車スペースの側溝を飛び越えさせるのが楽しいらしい…

子供のを借りて遊んだりしてると、ちょっと自分のも欲しくなりました…

そんなこんなで時間は過ぎていき、お昼前に撤収。
テントなどの完全乾燥は諦めていたので、ちゃちゃっと片づけて、管理棟で薪代を清算。

キャンプハンガーラックでグランドシート乾燥中

巨人のレインウェアを干してるわけではない…

グランドシートだけは完全乾燥できました。
とりあえず、昨年末に購入したキャンプハンガーラックが役に立ってよかったということにしておこう。パート2。

農家レストラン日時計にて昼食の様子

お昼は管理棟の隣にある「農家レストラン日時計」へ。

ご年配の方々がグラウンドゴルフをするのを眺めながらのんびりカレーを食べました。
このレストラン、従業員の方々が感じの良いオバちゃんお姉さんばかり。
アットホームな雰囲気でなかなか良かった。

農家レストラン日時計のメニュー

農家レストラン日時計のメニュー

料理もおいしくて、意外とリーズナブルなメニューも多いです。
日時計の丘に来たら、毎回立ち寄っても良いんじゃない?とか思ったり。

農家レストラン日時計の開店時間

普通におすすめです。

帰り

久々のキャンプで名残惜しいですが、帰りも下道使う気満々なので、そろそろ帰るしかありません。

1時半ごろ、帰路につきます。

帰りはほとんど嫁運転。
ありがたやありがたや。

車内で爆睡

子供(と私)は車内で爆睡。

やはり3時間近くかかりましたが、寄り道もせず無事到着。

総括

テントを自宅乾燥

帰宅後はテントの乾燥作業が待っていました…

約5カ月ぶりのキャンプは、残念ながら前半雨となりました。

ただ、初めての冬キャンプということで、周囲の雰囲気も含め、今ままで経験したものとちょっと違う雰囲気を味わうことができました。

寒い屋外でわざわざ寝るという特殊な状況ですが、個人的には好きです。
電源縛りなしで冬キャンに行きたいなー。

まんぷくスライム
まんぷくスライム
無断で石油ストーブ買ったろうかな…

それではまた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました