2020年3月14日から1泊で、下北山スポーツ公園キャンプ場「きなりの郷」へ行ってきました。
前回、2月の電源サイトで冬キャンデビューしたものの、電気毛布暑すぎ…
「関西周辺の気温なら、電源なくても余裕なんじゃね?
しかも、暖冬だし、3月にはもう春の陽気になってるよ!」
と、私予報を押し付け、お気に入りの下北山スポーツ公園キャンプ場のフリーサイトをちゃっかり予約しておいたのでした。
新型コロナウィルスが猛威をふるっておりますが、ちょうどこのキャンプ中に、「安全な環境の下、屋外に出て運動の機会も作ってください。」と安倍首相もおっしゃってたとか。
今回行ったのは…
過去には、キャンプ場予約サイト「なっぷ」において「西日本・予約件数部門」で1位を獲得したという、下北山スポーツ公園キャンプ場 – きなりの郷。
ちなみに、今回で3年連続3度目の利用ですが、ここのフリーサイトは格安です。
大人570円/人、小学生未満無料、車1台の駐車料金600円。
家族合わせて、1740円でした。
いつの間にやらPayPayにも対応し、ポイント還元もあってさらにお得に…
さらに、温泉あり、子供が遊べる大き目の公園や水遊び場もあり、自然環境や設備面もかなりハイレベル。
オススメ!
準備編
今回のキャンプ、どうやら雨のようです。
しかも、私予報では春の陽気のはずが、蓬莱さん(気象予報士@読売テレビ)が言うには寒の戻りで寒くなるらしい。
プロが言うなら信じるしかあるまい。
とりあえず、雨に備えてカセットコンロで調理ができるもの、温まるもの…
うん、前回と同じ、味噌煮込みうどんだ!
(子供がなぜか気に入っているというのもあるし)
気温もほとんど同じくらいの予報…
うん、前回と同じ格好だ!
というわけで、ほぼほぼ前回を踏襲したスタイルでいきます。
初日
下北山スポーツ公園までは、わが家から下道でミッチリ2時間半かかります。
こちらのキャンプ場、あまり早く着きすぎても、チェックインまで待つことになります。
(「ちょっと早いけど先にどうぞ~」とはなりません…たぶん)
かといって、フリーサイトなので、遅くなりすぎるわけにもいかず、チェックイン開始の12時ぴったり到着が理想です。
私「9時出発の予定で、最悪遅くなっても9時半には出発!」
嫁「よし!」
とか前日に言っておきながら、9時40分に出発しましたとさ…
道中
天気は予報通り雨…
出発直後、西松屋の前を通ったので、少し寄り道。
子供用の長靴が小さくなっていたので、新しいものを購入しました。
なぜかサングラスまで買わされましたが、2時間半のドライブに耐えてもらうためなら仕方ないかと…
後は、ナビに従い、ひたすら南下。
道の駅「杉の湯川上」を超えると、車の通りも減ってきます。
このあたりから下北山村まで続く169号線は、意外と狭い道はなく、のびのびと運転できます。
川沿いを走る道で、ところどころにダム湖があったりと、景色も良い感じなので、下北山村までの運転は好きです。
ただ、片側1車線が延々と続くため、妙に遅い車が現れると、後続車で詰まることもあります…
気になる天気ですが、雨が強くなったり弱くなったりしています。
白川渡オートキャンプ場を通り過ぎ…(ここもまた行っても良いかな)
ぐるーっと1周するようなトンネルを通り過ぎ…(ここはいつも目がまわりそうになるな)
急に広がる雪景色…(雪景色だな…)
なに…雪だと!?
新伯母峯トンネルを通り抜けたところだと思うのですが、このあたりだけ、異常に気温が低く、さっきまで雨だったのが雪になっていました。
大阪の平地に住んでいるわが家、この冬初めて見る生の積もった雪。
(ドラレコのデータが残っていなくて残念だ…)
騒然となる車内。
親→辿り着けるのかと内心ビビりながら低速運転スタート
子→雪合戦とか雪だるまとか、雪で遊ぶ方法の相談
まあ、次のトンネルを出たら雪はなくなっていたのですが、冬にお出かけする場合、このあたりは気を付けた方が良いかもしれません…
そして私は思います。
それ以降は、道中の標識についてる温度計もじょじょに上がっていく感じで、当然雪などはなし。
きなりの湯でもらった「下北山村移住ガイドブック」によると、意外と(?)海に近く、温暖な気候で積雪は少ないそうです。
キャンプ場到着
管理棟へ到着したのは12時30分ごろ。
チェックイン時間に合わせてきた人たちでやや混雑していました。
3回目ですが、説明を一通り聞く私。
ごみの分別ルールとか覚えてないし…
その後、導入したてのPayPayの決済に戸惑うオバちゃんお姉さんを見守りつつ決済。ペイペイ
キャンプ場の薪もPayPayで買える時代になっていくんですね。
さて、フリーサイトの醍醐味といえば、場所選びです。
下北山スポーツ公園といえば、そびえ立つダムと、そのふもとに広がる芝生広場って感じだと思うんですが、実際には、管理棟付近が人気スポット。
チェックイン開始直後からすぐに混雑していきます。
車の乗り入れが出来るから?
トイレや炊事場が綺麗だから?
私的には、断然ダム下の芝生なんですが。
というわけで、誰もいないうちにダム下へGO!
芝生は車の乗り入れ禁止ですが、芝生の周囲にテントを張れば、乗り入れた状態とほぼ同じです。
ちなみに乗り入れ禁止の芝生に乗り込んでくる車をたまに見かけます。
オバちゃんお姉さんの説明をちゃんと聞いてないのか?
わざとなのか?
なぜこんなに分かりやすいルールを守らないのかがよく分からん…
この日もデリカD5が芝生に乗り込んできました。
場所を決めて設営するころには雨は上がっていましたが、芝生はグジュグジュ。
踏んづけると水がにじみ出てくるところもあるので、長靴にチェンジ。
こんなこともあろうかと、持ってきて正解だったぜ!
嫁「え…自分だけ?え?」
私「…」
なーんてこともありましたが、とりあえず、水のにじみがマシな場所に設営開始。
地面の状態が悪い時は、物の置き場所として使えるフィールドラックが便利過ぎる。
これのおかげで、荷物を汚さずに広げることができます。
晴れてても、土のサイトとかだと、直置きした荷物をそのまま家に持ち込むのは嫌ですしね…
さらにテーブルやラックとしても使えるんだから、考えた人は天才。
昼
一通り設営が終了し、14時ごろ、昼食。
今回は、嫁の手作り弁当+ミニカップ麺。
のはずが、ミニカップ麺を忘れてしまう…
ちょっと足りないような気もするけど、お菓子は大量持ち込みしているので大丈夫でしょう。
昼食後、水たまりで遊ぶ子供A。
昼食後、テント内でだらける子供B。
いざ公園へ
昼食後は腹ごなしに、キャンプ場内を散歩しつつ、遊具のある公園へ行きました。
今回は、キックボードを持ってきました。
かなり広いキャンプ場ですが、アスファルトの通路があるので移動が楽チンです。(子供は…)
こちらの公園、桜の木がたくさんあるようですが、3月中旬で一部咲いている木もありました。
以前来たときは、子供達がたいして食いつかなかった謎の建物。
5歳になった今は、この建物が面白く感じるようです。
何周も追い掛け回し、疲れた私は嫁と交代。
そして疲れ果てる嫁。
そうこうしている間に、16時過ぎ。
子供たちは遊び足りないようでしたが、そろそろテントへ戻ることにしました。
公園からフリーサイトへ戻る途中、管理棟へ寄り道。
薪を2束購入。(合計1000円)
このキャンプ場は、薪を購入すると、焚き付け(単品50円)をサービスしてくれるのがありがたい。
売店では子供用の玩具みたいなのも売っていて、子供が欲しい欲しいと五月蠅い…
何か買うなら、朝買ったサングラスは返しに行くといって、無理やり諦めさましたとさ。
夜
テントへ戻ると、段々気温も下がってきましたので…
焚火の準備開始!
嫁は晩の味噌煮込みうどんの準備開始。
子供達も自分なりに(?)焚火で遊んだりしていました。
私はファイヤグリルの下で足を温めたり、熱くなりすぎて引っ込めたり…
晩御飯がいよいよ完成したその時…
雨降ってきた。
急いでテーブルをテントの中へ移動。
わが家のポルヴェーラ34は、小さいながらもツールーム。
リビングは超狭いですが、こういう時には頼もしい。
そこまで大粒ではないので、焚火はテントの前で継続します。
気を取り直して晩御飯。
2週間前と全く同じものですが…今回は餅が追加されました。
おかげでお腹一杯に…
食後のデザートはゼリー。
そうこうしてる間に雨も超小雨となったので、外に出てまったり焚火タイム。
去年大量購入したMystical Fireを投入してみたり。
色が変わって綺麗なのは良いけど、これを使うようになってから、ファイヤグリルが錆びてきた気がする…気のせいでしょうか?
19時半ごろ、食器の片づけや洗い物へ(嫁が)
ブルジョワ地区(区画サイト)の炊事場ではお湯が出るんですが、フリーサイトはお湯なしです。
ケトルで沸かしたお湯を持って、炊事場へついて行きましたが、イマイチ有効なお湯の使い方は出来ず。
何か良い方法を考えないといけないな~。
20時ごろには子供達を寝かしつけ(嫁が)
雨は完全にはやみませんでしたが、星は綺麗に見えました。
コーヒー飲みながら、チロチロと焚火を継続。
そういえば、日が落ちると、いつもはそこら中で鹿がガサガサやるんですが、この日は静かでした。そして、バンガローはかなり賑やかでした。
薪を1束半ほど消費したところで、23時ちかくに。
そろそろ寝る時間です。
今回、暖房器具無しですが、果たして寝れるのか?
とりあえず、上着だけを脱いで、夏用シュラフ2枚重ねの中に入って就寝。
2日目
6時半過ぎに起床。
雨も上がって、この日は晴れでした。
昨日の最低気温は、屋外が2.2℃、インナーテントが4.0℃。
心配していた寒さ問題ですが、寝ている間に寒いとは感じませんでした。
むしろちょっと暑さも感じたり?
やはり、着こみ過ぎなのかもしれません。
上下ブレスサーモ、ロンT、フリース、裏起毛デニム、メリノウールソックス。
とりあえず、氷点下にならないくらいであれば、なんとかなりそうです。
嫁は相変わらず寒いと申しておりましたが…
朝
チェックアウトは11時と、少し早めですが、昨日の残りの薪があるので、朝から焚火です。
こんな贅沢な時間が過ごせるなら、たまの早起きも良いですな~。
朝食も、前回のキャンプと同じバケット。
ただし、バター忘れたため、やや淡泊な味に…
そして、カルピスも忘れていた!
私と子供達のお気に入り、ホットカルピスが出来ませんでした。
今思うと、何かと忘れ物が多いキャンプでしたね…
このフリーサイトの唯一の問題点は、ダムの壁のせいでなかなか日が当たらないこと。
こんなにハッキリとダムの影が出来ます。
8時30分過ぎに、やっと全体に日が当たり始めました。
意外と乾燥撤収出来そうな雰囲気、やったぜ!
子供達が少し退屈してきたので、乾燥中に水遊び。
この小川、夏でも長時間浸かれないような冷たい水が流れています。
寒いとか関係ないようです。
とりあえず、西松屋の長靴が大活躍。
…と、そんなこんなでゆっくり片づけしてたら、チェックアウトの11時ギリギリになっていました。
最後は適当に詰め込んで撤収!
まだサイト内には片付け途中のオシャレテントカップルが2組いましたが、どうしたんだろう?
温泉
チェックアウト後は、下北山スポーツ公園内の「きなりの湯」へ!
お腹が減ってきたので、風呂の前に昼食を先に済ませることに。
レストランは、11時30分からOPENということで、少し待ち、1番乗りで入店。
私と嫁、唐揚げ定食。
子供達、お子様ランチ。
どこでも食べれそうなどノーマルメニューです…
ちなみに、ジビエ料理(鹿肉)とかもあります。
鹿って…夜にガサガサと降りてくる彼らを捕まえてるのでしょうか…?
いや、ジビエって「野生の動物」って意味らしいから、この公園内で調達しててもおかしくはない…
ちなみに、唐揚げはメチャメチャでかいです。
普通にお腹一杯になりました。
そして、腹ごしらえしたら眠たくなりますよね…
嫁が遊び足りない子供達を公園へ連れて行ってくれている間、ひと眠りさせてもらいました。
帰りの運転もあるので。
帰りの運転もあるので。(2回言っておきます)
1時間半ほどして、子供達がフルーツ牛乳を持って戻ってきました。
まだ温泉入ってないのに…
まあいいか。
14時過ぎから温泉へ。
いい感じに昼寝して、温泉で疲れを取るなんて最高。
キャンプ場利用者は、宿泊の翌日まで使える100円割引券がもらえます。
(以前は、キャンプ場受付で入浴券自体を売っていたような…?)
露天風呂はそれほど大きくないですが、お湯は結構ヌルヌルした感じです。
「美人の湯」といわれるタイプの泉質らしいです。
こちらの温泉施設は、全体的に清潔で、気持ちよく利用できるのも良いですね。
風呂上り、休憩室で一息ついて、実家のお土産に、このあたりの名産品の1つ、「ジャバラぽん酢」を購入。
15時30分ごろ、きなりの湯を出発、帰路につきます。
昼寝効果もあり、帰りの運転2時間半は余裕でした。
夕食は家の近所のファミレスで済ませて、20時ごろには帰宅。
結構めいっぱいまで時間を使ったキャンプとなりました。
総括
2020年2回目のキャンプは、前回に引き続き、初日雨という結果になりました。
それでも、公園で遊んでいる間は晴れていましたし、夜に焚火をすることもできたので、雨だけど雨じゃなかったということにしようと思います。
下北山スポーツ公園キャンプ場は3回目の訪問でしたが、相変わらず最高でした。
公園部分が充実しているのも、子供達にとって良い部分でしょう。
そしてなにより、今回のMVPは、雨でグジュグジュの芝生で荷物置きとして使ったフィールドラック。
ブルーシート広げて荷物とか置くと、シートを乾かさないといけないですから。
フィールドラックなら、脚を拭いても拭かなくても良いくらいですから。
(撤収がギリギリ過ぎて拭いている暇がなかったとも言える)
またすぐにでも下北山に行きたいなー。
同じ場所にテント張って、同じ物を食べる可能性あるけど…
コメント