ユニフレームのフィールドラック ステンレス天板Ⅱを購入しました。
発表以来、心待ちにしていたフィールドラック用のステンレス天板、2020年の新作です。
発売直後に購入しましたので、ブログで詳細をレポートしたいと思います。
ユニフレームのフィールドラックについては、クーラーボックススタンドや、荷物起きとしても使える便利なラックとしてご存じの方も多いと思います。
そんなフィールドラックの純正オプションとして、2020年に新発売されたのが「ステンレス天板2」です。
「2」ということは、当然初代ステンレス天板もあります。
今までは、どちらかといえば、雰囲気の良いウッド天板の方が人気があったのではないでしょうか?
ウッド天板については、DIYされている方も多いですし、私もいつかDIYすることを夢見ていました。
「2」と「初代」の違いは、ハンドルがついているかどうかのみです。
ただ、この違いはとても大きいと思うのです。
というわけで、ハンドルがついて一気にかっこよくなったユニフレームの「フィールドラック ステンレス天板 2」について、レビューしていきます。
フィールドラック ステンレス天板 2の良いところ
ハンドルがついた
ステンレス天板2になって追加されたハンドルは、ツールハンガーとして使えます。
ローテーブルやラックとして使用した場合の機能面が大幅に強化されました。
ハンドルを収納することで、初代ステンレス天板と同じように使うことも可能です。
完全に上位互換ですね。
ハンドル部分はフレームを絶妙に避けるような形状になっています。
そのため、フィールドラックよりも厚みのある類似品(例えば、キャンピングムーンのフィールドラックなど)では、使えないかもしれません。
ユニフレーム以外のものを持っていないので、未確認ですが…
見た目が格好良くなった
ハンドルがついたことで、機能面だけでなく、見た目にもカッコよくなったと思います。
何より、キャンプっぽいものをぶら下げるだけでテンションが上がります。
従来のステンレス天板は、熱に強いなどの素材的メリットがあったものの、ナチュラルな雰囲気のウッド天板のほうがキャンプで使いたくなる要素が高かったと思います。
しかし、進化したステンレス天板2は、ハンドルがついたことで“道具感”が大幅にアップ!(※個人の感想です)
雰囲気だけが取り柄のウッド天板をついに超えました!(※個人の感想です)
安定のステンレス製
ステンレス製なので、熱や水分に強いです。
たき火のそばで使ったり、熱い鍋や調理器具を直置きすることができます。
フィールドラックの高い耐荷重(30kg)と組み合わせることで、熱くて重たいダッジオーブンなどを置くのにも使えます。
また、メンテナンスも簡単で清潔に保てます。
シボ加工されているため、傷などもそれほど気にならないと思います。
屋外でラフに扱うのにもってこいな天板に仕上がっています。
重ねたまま収納可能
フィールドラック本体にステンレス天板2を載せると、フレームと天板がほぼツライチになります。
そのため、「フィールドラック単体」と「フィールドラック+天板」の収納サイズはほぼ同じとなります。
オプションを追加しているのに、収納サイズが変わらないというのは素晴らしい設計ですね。
(この点については、旧ステンレス天板やウッド天板も同様です)
パッケージコスト節約(?)
パッケージは、ステンレス天板 2とウッド天板が共通になっているようです。
(初代ステンレス天板を持っていませんが、パッケージにウッド天板が載っているようなので、昔から共通なのかもしれません。)
印刷物を共用するなんて、生産数が相当少ないのか、何かしら効率面を考えてのことなのでしょうか…?
私としては、無駄に豪華なパッケージは求めていませんし、メーカーのこういったコストダウンの努力が消費者に還元されるのだろうと考え、良い点として挙げさせていただきます。
こうやって使うぞ
ここからは、家の中で深夜に一人で食器をセッティングしてはシャッターを押すという、考えようによってはヤバい人が撮った写真が続きます。(今までもだけど)
BBQ用サブテーブルとして
私が行う調理なんて、せいぜいユニフレームのファイアグリルで肉を焼くくらいなのですが…
そんな時のサブテーブルとしてフィールドラックの2段重ねはちょうど良いのです。
ファイアグリルはメインのテーブルから離して使うことが多いので、ファイアグリルの近くにサブテーブルがあると作業が捗ります。
焼く前の具材を置いたり、自分の分をその場で食べたりすることができます。
ちなみに、下段には、カトラリーなどを放り込んでいます。
たき火テーブルとして
夕食後は、これですね。
たき火をしながらコーヒーを飲んだり、いつもと違うお酒を嗜んだりなんかしてね。
ユニフレームから、「たき火テーブル」という大ヒット商品も出ていますが、私の用途では、フィールドラックとステンレス天板2があれば事足りるような気がします。
メインテーブルの拡張に
わが家が使っているコールマンの「コンフォートマスター バタフライテーブル」を一番低くした時の高さは45cmなのですが、フィールドラックを2段重ねた高さもちょうど45cm前後なのです。
そのため、天板をセットしたフィールドラックをくっつけると、テーブルの面積を拡張することができます。
もちろん、ラックの要素も兼ねているため、下段には邪魔なものを放り込むことが出来ます。
高さ45cmのテーブルを使用している人には、このスタイルを強くお勧めしたい!
ケースについて
ステンレス天板 2のハンドルは、固定されていないので、持ち運びにはケースがあると便利です。
フィールドラック収納用ケースのおすすめ
私が使用しているケースは、キャンピングムーンのフィールドラック収納バッグ。
キャンピングムーン(CAMPING MOON)といえば、本家フィールドラックのそっくり商品を販売しているアウトドア用品メーカーですね。
ネット通販でフィールドラックを探している方は、わりと目にしている名前かもしれません。
フィールドラック本体の比較について。
ユニフレーム製とキャンピングムーン製のフィールドラック本体を比較した場合、ユニフレーム製の方が収納サイズが薄いという大きなメリットがあります。
個人的には、多少の価格差があってもユニフレーム製を選んでおく方が幸せになれるかなと思います。
キャンピングムーン フィールドラック収納バッグ
お値段1380円(2019年購入時点)とお手頃価格なのですが、値段と品質が良い意味で釣り合っていません。
私、仕事でバッグ等の仕様を決めたりすることもあるのですが、値段や用途を考えると、この収納ケースは贅沢しすぎな気がします。
販売ページに記載されているのですが、キャンピングムーンのフィールドラック収納バッグの表地は、驚きの900デニール。
実際に触ってもかなり厚めの生地です。
生地の裏側もコーティングされているんじゃないかと思います。
例えば、PVCでコーティングされていると、生地にしっかり感がでます。
また、PVCの場合、水を通しませんので、一応、中が濡れにくくなります。
(もちろん、縫製部分から染みてきますが…)
ちなみに、一般的なポリエステルタフタであれば、600デニールくらいでも薄いとは感じないと思います。
さらに、バッグの全面に約5mmのスポンジ入りです。
そのため、かなりしっかりとしたクッション性があります。
ちなみに、5mmのスポンジというのは、デイリーユースのお手頃リュックの肩紐に使うくらいなら十分な厚みです。
フロントにはポケットも付いています。
入れ口は面ファスナー(マジックテープ)つきのベルトで閉じることができます。
ベルトをしっかり閉じたければ、ユニフレームのフィールドラックだと4枚までかと思います。
何枚まで収納可能か?
実際に試したところ、フィールドラック×6枚+ステンレス天板2×1枚までならギリギリで入ります。
ちなみに、6枚まで入れようと思うなら、最初にすべてを重ねてからケースに入れないといけません。
5枚入れた状態で、最後の1枚を差し込むことができないくらいギリギリになるからです。
ギリギリ過ぎて、入れ口のベルトを使わなくても飛び出す可能性はほぼなさそうです。
もちろん、天板が傷ついたりする様子もないです。
かなりの重量になりますが、前述のように、かなり丈夫な生地で出来てそうなので、すぐに破れたりすることはなさそうに思います。
ただ、出し入れで苦労せず、快適に使うなら4枚くらいがちょうど良いかとは思いますね。
フィールドラック ステンレス天板 2のここがイマイチ?
ハンドル部分がプラプラ問題
ハンドルはしっかりとロックされるわけではありません。
天板だけを自立させるような使い方は出来ませんでした。
やや重たい問題
ウッド天板と比べると、僅かですが重たいです。
本当に僅かです。
僅か500gなんですが、ウッド天板の1.6倍以上の重量があります。
フィールドラック ウッド天板 | 重量 約800g |
フィールドラック ステンレス天板(旧) | 重量 約1,100g |
フィールドラック ステンレス天板Ⅱ | 重量 約1,300g |
この倍率を犬で例えると、小型犬と中型犬くらいの差があるということになります。
え?
猫で例えるとどうなるか…?
天板がフラットじゃない問題
この微妙な凹みが使い勝手に大きく影響するわけではないですが、何かをこぼしたときとかにちょっとふき取りにくいかなあ?と思います。
ステンレス製なので、洗剤使ってゴシゴシ水洗いできるんですけどね。
それも面倒くさいかなあ?と思っただけです…
エッジが鋭すぎ問題
パッケージの注意書きにも記載されていますが、エッジは結構鋭いです。
いつか指をシュッとやってしまうかもしれません。
子供がいるご家庭は念のためご注意ください。
オプションにしては価格がお高い問題
ステンレス天板 2になり、価格が大幅アップしています。
フィールドラック ウッド天板 | ¥3,900(税込) |
フィールドラック ステンレス天板(旧) | ¥2,852(税込) |
フィールドラック ステンレス天板Ⅱ | ¥3,900(税込) |
ついに、ウッド天板の価格と並びましたね。
まあ、明らかに手間が増えているので、仕方ないのでしょうが…
まとめ
というわけで、ユニフレーム2020年の新商品、フィールドラック ステンレス天板Ⅱについての詳細レポートでした。
ステンレス天板Ⅱについて要点をまとめると…
- 旧タイプのステンレス天板よりカッコよく、機能的になった!
- 機能がアップしたのに、収納サイズはそのままをキープ!
- そのかわり、お値段は少しお高くなった!
という感じでしょうか。
私、これまでは、天板なしのフィールドラックをテーブルとして使っていました。
網目に引っかかってコーヒーこぼしたり、焼き肉のたれを拭き取るのが面倒だったりすることもありました…
これからは、そんな心配とおさらばできそうです。
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