クラウドファンディングでGlow HOTARU 60(グローホタル60)というプロジェクトを支援してみたまんぷくスライムです。
このグローホタルというのが何かというと、グローライトという新しいジャンルの製品らしいです。
グロー=蓄光ということで、超高輝度の蓄光塗料をライトとして応用しようということだと理解しています。
グローホタルは、釣り場のゴミをどうにか減らしたいという釣り人の思いから始めたプロジェクトらしいです。
一方、私は、子供がキャンプでよく使うケミカルライトのブレスレットについて、使い捨てでエコじゃないという思いを持っていたんですよ。
これって、両想いですよね?
といわけで、このプロジェクトを支援していたわけなのですが、そのリターンがついに到着しました!
グローホタル60とは
蓄光塗料などを専門に扱う株式会社ブリッジウェルというところが作ったエコな光源です。
私が支援したグローホタル60は、6cmほどの細長い棒状です。
外観は、透明の細いプラスチックケースに蓄光塗料の粉が入ったような感じです。
サイズ的に、容量の少ないシャープペンシルの芯ケースみたいな感じです。
価格:2本セットで税込み980円
長さ:62.5mm
太さ:φ5mm
重量:約1.6g
グローホタルの主な特徴
近年、蓄光塗料の性能も大幅アップしているそうです。
確かに、私の想像する蓄光塗料というのは、ぼんやり光るくらいのイメージでした。
目覚まし時計の文字盤とかにも蓄光塗料が使われていたと思いますが、見たいと思った時にはもはや光ってない的な。
しかし、しっかりと光をチャージしたグローホタルは、電気がついた屋内でも発光しているのが分かります。
とにかく明るい。
とにかく明るい…?
とにかく明るい〇〇…?
安心してください、はいてまー…?
- 専門商社だから出来る超高輝度の蓄光顔料を使用
- だから明るさがスゴイ
- 最短1分でフルチャージ、最長10時間点灯(らしい)
- 繰り返し使うことが可能だから、ゴミを出さない
- 電池不要、メンテナンス不要
- とにかく明るい安村
実際に光らせてみて
スマホのフラッシュライトを数十秒当ててみるとびっくり。
普通に電気をつけた部屋でも光っているのがわかる!
写真で伝えるのが難しいですが、見てください。
普通に電気のついた部屋(この記事を書いている環境)で、PCの上に置いたグローホタルです。
右側の特に明るくなっているところが、フラッシュライト直撃していた部分です。
ですが、普通のLEDでは、グローホタルをフルチャージするのに時間がかかります。
そこで、紫外線ライト(ブラックライト)で試してみると…
電気のついている部屋でこの明るさはなかなか感動ものです。
その後、真っ暗なところへ持っていきました。
フルチャージされた状態なら、確かにライト的に使えるくらいの光量があります。
グローホタルの使い道
基本的にはライトというより、マーカー(目印)として使うことの方が多くなりそうです。
というのも、後述しますが、普通の暮らしの中で、最高輝度で光らせるチャンスはそうそうないからです。
意図的に光を当てないと、最高輝度になるほどチャージしきれないのです。
そのため、暗闇で見失いがちなものにつけるマーカーとしての用途の方がすんなり使えると思います。
夜のテントに持ち込む物とか、車のカギとか。
そして、子供の興味は引くと思います。
我が家の双子は、光るのが分かった瞬間、私からひったくって暗い部屋に籠って遊んでいました。
この感じなら、使い捨ての光るブレスレットの代わりになるかもしれません。
また、蓄光特有の黄緑色は眩しすぎないので、消灯後のテントの目印とかにも使えそうかな。
…とかなんとか言ってますが、すべてこじつけです。
蓄光=浪漫。
これです。
結局、用途より浪漫のアイテムなんですよね。
釣りとかならもっと役に立つシーンもあるんでしょうか?
まともな釣りをしたことがないのでわかりません…
グローホタルのここがイマイチ?
意図的なチャージが不可欠
眩しいくらいに光らせるには、しっかりとしたチャージが必要だと思います。
最大輝度で発光させようと思うと、至近距離で意図的にLEDを当てたりしなければいけません。
普通の屋内に置いてチャージし、夜寝るときに「とにかく明るい!」といった感じの使い方は難しいと思います。
少し物の影になったりすると、グローホタルはすぐに発光してしまいます。
また、部屋の灯り程度では、光量MAXまでなかなかチャージは出来ません。
ちなみに、すぐにチャージできるということは、紫外線がめっちゃ出てるということです。
チャージできない環境で生活しているのは良いことだと思います。
暗い部屋へ持っていけば、ぼんやりとは光ってくれるのですが、目印程度にしかならないという印象です。
晴天の太陽光なら1分チャージということなので、やはり紫外線ライトなどで一気にチャージするのがベストな使い方かもしれません。
ぶら下げ方
グローホタル60の場合、パッケージに入っているのは、グローホタル2個のみです。
キーリングやストラップとして使うには、二重環から用意しないといけないのですが、グローホタルの穴はとても小さいので、かなり細いものが必要となります。
ホームセンターでステンレス製の二重環を買ったのですが、入らず…
100円ショップで、ひ弱そうな細い二重環がついていたライトを買って、入れ替えました。
(ライトは子供用になりました)
キーホルダー的な用途も考えると、最初から二重環なり丸環なりがついていても良かったのではないかと思います。
(余談)一般的なケミカルライトについて
ケミカルライト(サイリウムライト)というと、キャンプで子供が良くつけてる光るブレスレットみたいなヤツです。
ポキッと折ったら光るアレ。
ファミリーキャンプなら、一度は持って行ったことがあるのではないでしょうか。
やはり、光る物を見ると、子供はテンションが上がるようです。
ちなみにオジサン(私)も、蓄光とかスケルトンというキーワードでテンションが上がるタイプの人間です。
ケミカルライトの欠点
安価で売っており、入手も簡単なケミカルライトですが、唯一の欠点が使い捨てということです。
数時間後には光らなくなり、それはもうゴミとなるのです。
また、何度もグネグネしていると、中の液体が漏れてきたりもします。
キャンプで使わなかったケミカルライトを子供が家の中で使っていた際、蛍光の液体を部屋の至る所にまき散らされたときは最悪でした…
※違います
考えてみてください。
全国のキャンプ場で1日何本のケミカルライトが浪費されているのか!
プレデター何体分の血が流されているのか!
他にケミカルライトの代替品はないのか?
実は、グローホタルを見つける前に、光るブレスレットにそっくりな物体を見つけたことがあります。
それは、LEDで光る犬の首輪。
これ、写真で見ると、本当に光るブレスレットを犬がつけてるような感じなんですよね…
これなら使い捨てじゃないし良いかもと思ったんですが、LEDの光なので、結構ピカピカしてキャンプ場などでは目障りな気も…
それ以前に、キャンプ場で子供に犬の首輪付けてたらヤバイですよね。
首につけてなくても、子供+首輪って、字面からして倫理的にNGだと思うので、没案となりました。
まとめ
というわけで、クラウドファンディングから誕生したグローホタルについての紹介でした。
グローホタル60は、繰り返し使える蓄光キーホルダーという感じです。
小さいので、それだけでライト代わりになるほどの光量ではないと思いますが、夜のキャンプ場では、アイデア次第で使いどころもあるかと思います。
これが発展していくと、本当にライト代わりに使えるくらいの明るさになる時が来るのでしょうか?
この台詞に共感できたアナタは公式サイトも見てみてください。
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