リバーシブルLEDランタン専用の自作レザーカバーとその作り方

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ご存じの方も多いであろう、コールマンのリバーシブルLEDランタン。
割とロングセラーのLEDランタンですから、昔からのユーザーも結構多いと思います。

そして、様々なおしゃれランタンが溢れる昨今…
新しいランタンに買い替えようとしている人も沢山いるんじゃないでしょうか!

まんぷくスライム
…ギクッ! なっ…何見てんだよ

「キャンプは子供の教育に良い」とか言いながら、親の浪費を見せつける訳にはいきません。
使えるものをポンポン買い替えるなんて、MOTTAINAI(モッタイナイ)!

引き続きリバーシブルランタンを使用する(しかない)なら、失いかけた愛着を取り戻すためにカスタムだ!

薄暗いところで見ると、なかなかじゃないでしょうか

というわけで、コールマンのリバーシブルLEDランタン専用のレザーケースを自作してみました。

レザークラフトなんて、やるのは初めてだったんですけどね…

そんな超初心者の私でも、意外と出来た超簡単な作り方をご紹介します。
レザークラフトのキモとなる型紙も公開しています。

また、今回作ってみて分かったのですが、自作したアイテムを装着させることで強制的に愛着を沸かすことが可能です。

全国のリバーシブルランタンユーザーの皆さん、生まれ変わった相棒とキャンプに出掛けてみませんか?

まんぷくスライム
ビバ!リバーシブルランタン!

リバーシブルLEDランタン専用レザーカバー

とりあえず、完成したレザーカバーがこれだ!

リバーシブルランタンのくせにオシャレぶってやがる。

とりあえず、レザークラフト初体験の私が作った割には、なかなかの出来と言えるんじゃないでしょうか?
(もっとグチャグチャになることを想定していたので…)

レザーカバーの作り方① 準備編

それでは、レザークラフト初体験の私でも出来た、超簡単な作り方を紹介していきます。

まずは、下準備が必要です。
型紙の作成とレザークラフト用の道具を揃える必要があります。

型紙の作成について

レザークラフトでオリジナルの作品を作る時に一番重要で面倒なのは、型紙作成だと思います。
組み合わせるパーツ同士の針穴の数や位置を考えながら作らなければいけません。
「そういうことはやりたくないんだよ」という声が聞こえてきそうです。

なので、私が自作した型紙を公開しておきます。

下記より、PDFをダウンロードし、実寸で印刷してください。
リバーシブルランタン用型紙 1(約374kb)
リバーシブルランタン用型紙 2(約324kb)

レザークラフト初体験の初心者(つまり私)が楽して綺麗に仕上げられるような型紙を目指して作りました。
この型紙を使えば、この記事で使っている写真レベル程度のものなら、技術ゼロでも作れるはずです。

MEMO

リバーシブルランタンの土台は、下に行くほど幅がわずかに広い円錐台になっています。
そのため、私が作った型紙のような単純な長方形では、完璧なフィット感が出ないことをご了承ください。

また、私の持っているリバーシブルLEDランタンはおそらく初代なので、マイナーチェンジで形が微妙に変わっていたら、合わない可能性があります。
まずは型紙を紙に印刷し、サイズが合いそうか事前に試されることをお勧めします。

必要な道具について

道具はある程度揃っている方が簡単で綺麗に仕上がると思いますが、作品づくりにルールなんて関係ありません。
やることは、単純に型紙通りに切って、穴をあけて縫うだけなので、代用出来そうなものは代用しても良いと思います。

ただ、レザークラフトの道具は意外と安価なものが多いので、ちょっとずつ揃えてみるのも良いと思います。

革(必須)

合皮でも良いんですが、本革の方が丈夫だし、ヌメ革をエイジングするのが男のロマンですよね。
私はアマゾンで、A3サイズで1.5mm厚のヌメ革を購入しました。
長辺がちょうど42cm必要なので、A3より小さい革を使うと縫う場所が増えます。

ちなみに、今回は、革の裏や側面の処理はしていません。
超初心者が下処理までしてたら時間が掛かりすぎて飽きてしまいそうなので、最低限の作業で完成に持っていくことを重視しました。

円切りカッター(必須)

自分で決めた大きさの円に切り抜くためのカッター。
これについては、カッターやハサミで代用するのは難しいと思います。

レザークラフト用の糸(おすすめ)

協進エルのビニモ5番(ダブルロー付糸)というやつです。

レザークラフトでは、麻糸に蝋を塗って使ったりするそうですが、ビニモは、強度のあるナイロン製で、最初から蝋も塗ってあるので初心者にもってこいです。
普通の糸でも縫えると思いますが、裁縫すらしない私は普通の糸自体を持っていなかったので、専用品を買いました。

今回作るものに関して言えば、5メートルもあれば十分足ります。

レザークラフト用の手縫針×2本

レザークラフトでは、革に穴をあけてから針を通すので、普通の針のように尖っていないそうです。
尖っていると、革を傷つけたりするということなので、普通の針を使う場合は、ヤスリなどで先を丸めると良いそうです。
私はヤスリを用意するより、専用針を買う方が早いと思いました。

ヒシ目打ち

革に穴を開ける道具です。
極論を言えば、針の通る穴をあけられれば良いので、尖った物なら何でも良いです。
ただ、縫製の綺麗さを重視するなら、とりあえずヒシ目打ちも買ってみましょう。

ヒシ目打ちを買うなら、1本目は必須です。
これがないと、円形部分の穴があけられません。

2本目は直線を綺麗に仕上げたければ、ある方が良いです。
4本目まで揃えると、直線の作業が2~3倍は早く進みます。

ヒシ目打ちには、間隔がいろいろありますが、この記事で紹介する型紙では、穴と穴の間隔を4mmで作っています。

ハンマー

ハンマーでヒシ目打ちを叩いて革に穴をあけます。
これは、昔ペグ打ちに使っていた100均ゴムハンマー代用で全く問題なかったです。

ゴム板

穴をあける際、ヒシ目打ちを傷めないように下敷きに使う、少し硬めのゴムの板です。
ホームセンターなどで適当にチョイスしても良いと思いますが、結構小さめで足ります。

カッターナイフ&定規

家にある普通のものでOKです。
カッター使用時に下に敷く物もある方が良いです。

作業を始めてから、あれが足りないとか、これが足りないってなると、モチベーションの維持も出来ないので、上記の道具(または代用品)くらいは、最初に準備しておくことをお勧めします。

レザーカバーの作り方② 作業編

作業時間は全部で5~6時間前後だと思います。
作業の主な流れは、下記のような感じです。

  1. 型紙を切り出す
  2. 革を切り出す
  3. 革に目印をつける
  4. ヒシ目打ち
  5. 縫製

型紙を切り出す

DLした型紙を普通のコピー用紙に印刷し、ハサミやカッターで切り抜きます。
円切りカッターを使用する場合、型紙の内側の円は別に切り抜かなくてよいです。

革を切り出す

寸法を測って、革からパーツを切り出します。
円切りカッターがあれば、型紙を使わず、サイズを測って切り抜くだけです。

長方形のパーツ:幅 42.0cm × 高 7.5cm
円形のパーツ:外側の直径 13.4cm / 内側の直径 8.0cm

革に目印をつける

切り出した革に型紙をテープなどで貼りつけます。
粘着力がありすぎると、革の裏側が毛羽だったりするので注意。

型紙の上から、ヒシ目打ちや錐などで、穴あけする位置に目印がつけば十分です。
穴あけ自体は後でやる方が、ズレの微調整や、貫通具合の確認がしやすいです。

ちなみに穴の数は104個ありますよ…

長方形のパーツ

目印は4mm間隔なので、4mm幅で2本目や4本目のヒシ目打ちがあればすぐに終わります。
すでに開けた穴に1本だけ引っ掛けて進めることで簡単に等間隔の穴を開けることが出来ます。

円形のパーツ

円形パーツの目印は、円より少し内側につけていくため、4mm間隔ではありません。
そのため、ヒシ目打ちを使う場合は1本目が必ず必要となります。

楽しようと2本目を使ってやったら、上のようにズレました…

穴を開ける位置は体に平行、ヒシ目打ちは体に垂直を意識すれば良いと思います。

ヒシ目打ち

目印どおりに穴をあけていきます。

基本的には、目印を付けたときと同じ作業を力を込めてやる感じです。

裏側に1mmほど貫通していれば縫うことは出来ました。
針で広げながら縫うことも出来るので、穴が開いてれば良いかと思います。

縫製

縫製については、専門サイトやYouTubeなどで解説を見ながら進めました。

色々と縫製方法はあるようですが、スッキリした見た目から、「2本針のベースボールステッチ」というのを採用しました。

縦方向の縫製

真っ直ぐで、距離も短いので、練習にはちょうど良いと思います。

私は、ランタンに革を巻きつけて、確実に入るようにして縫ってみました。

そのせいで、縫製部分に変な隙間が出来てしまいましたとさ…

普通に縫いにくかったので、深く考えず、ピチッと縫い合わせて良いかもしれません。
革は多少伸びるので、装着できないことは無いんじゃないかと思います。
(入らなかったら、ほどいてやり直せば良いのよ…)

横方向の縫製

縦方向とやることは同じです。
円形パーツと長方形パーツは、しっかり縛って繋げていく感覚で縫う方が良いかと思います。

横方向の縫い終わりの処理について、私は参考になるものをすぐに見つけられませんでした。
そのため、適当な穴に糸を通して処理しました。

そのせいで見た目がなんか悪いです…

見た目を綺麗にするなら、下図のような通し方が良いのではないかと想像しています。

完成したレザーカバーを装着

ガムテープではない…完成品だ

いよいよ完成したレザーカバーを装着してみましょう。

ネジを1個外せば簡単にホヤが外せました。

穴を少し引っ張ってやると、スポッと被せることが出来ます。

ホヤを元通りにすれば…

装着完了です。

ちなみに、下の部分がちょっと出てるのはわざとです。
電池を入れ替えるときに、裏蓋を掴めるように設計したんです。

でも、隠しておいた方が良かったかもしれません…

隠したい人は、長方形パーツの高さを少し延長してくださいね…

まとめ

出番が少なくなってきたリバーシブルランタンへの愛着を取り戻すため、オリジナルカバーを作成する方法でした。
少しでも興味を持ってもらえたら、カバー作成に挑戦してみてください。

今回、初めて自分で作ったものを手にしてみて、分かったことがあります。

自作したアイテムを装備したことによる愛着パラメータの伸びはチート級。

レザーカバー完成後、リバーシブルランタンへの愛着を取り戻した私は、枕元の照明としても使っています。

ニートフットオイルを塗ってみたり…

レザーは完成した後も育てる楽しみがあるので長期的に楽しめます。

レザークラフトは、キャンプ道具のカスタムに相性が良さそうなので、次々チャレンジしていこうかと思います。

まんぷくスライム
ビバ!リバーシブルランタン!

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