激安!キャンプ用ハンガーラックを購入したので、詳細レビュー

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Amazonでノーブランドのキャンプ用ハンガーラックを購入しました。

Lixada キャンプ スタンド ハンガー式ラックというものです。

結論から申し上げますと、値段が安い割にかなり良い出来でした。

2019年12月時点の購入価格、なんと3199円(税込・送料込)

キャンプやアウトドアで使用するハンガーラックや焚火ハンガーといえば、MINIMAL WORKS(ミニマルワークス)のindian hanger(インディアンハンガー)が有名ですが、ほぼ再現されているんじゃないでしょうか。

インディアンハンガー(本物)は触ったこと無いんだけどね。

Lixada キャンプハンガーラックについて

キャンプであったら地味に便利なアイテムの1つがアウトドアハンガーラックです。
夏は、濡れた水着やライフジャケットを干せますし、冬は上着をかけるのに最適です。

アウトドアでハンガーラック?
ロープを張って干せば良いじゃない。

そう思ってた時期が私にもありました。

でも、意外とロープ張る場所ってないよね?(言い訳)
都合よく木が生えてるわけでもないしね?(言い訳)
区画サイトだと、物干しスペース作る余裕が常にあるわけでもないしね?(言い訳)

わが家のテントなんて、子供の海パンでガーランド状態ですから…

赤マル部分に子供たちの海パンが…

ダメでしょ、これ。

そう思った人は、ぜひキャンプで使えるアウトドアハンガーラックを使ってください。

Lixada(リクサダ)とは?

ご存じ、リクサダです。
読み方なんか知らんって?

まんぷくスライム
2秒前まで、オレも知らんかった。

Lixadaは、スポーツ・アウトドア用品などを取り扱うブランドです。
Amazonでキャンプ用品探しているような人は、見かけたことがあるかもしれません。

Lixadaの差出国はシンガポールでした。

海外からの発送なのに、送料込み数千円でちゃんと利益が出るんでしょうか??

胡散臭いことこの上ないです。
ありがてぇ、ありがてぇ。

スペック

開封直前

Lixada キャンプ スタンド ハンガー式ラック(Lサイズ)
使用時サイズ:78*101*94cm
収納サイズ:Φ8*45cm
ポール径:横棒Φ1.9mm / 足Φ1.2mm
重量:713g(本体のみを計測)
耐荷重:8kg(商品説明ページより)
付属品:収納袋、フック6個

特筆すべきはこの軽さですね。
その分、華奢な印象を受けますが、上着を数枚かけるくらいなら十分な耐荷重はあるようです。

MEMO

ちなみに、このキャンプハンガーラックには、一回り小さなMサイズというのもあります。
高さがぐっと低くなり、焚火用のツールハンガーとしてちょうど良いサイズ感です。

組み立て方

ショックコードで繋がっているので、適当に揺すっていると勝手に組みあがっていきます。
実際に、4本の脚と横棒については、ほぼ触らずに組みあがります。

最後に、横棒へ脚を差し込む工程があります。
この工程部分だけは、角度が微妙なので、自然に完成とはいきません。

横棒に脚を差し込んだ後は、上の短いポールを被せるだけです。
組み立て方で迷う要素は無いと思います。

細部

脚の太さは1.2cm、横棒の太さは1.9cmくらいです。
かなり細くて不安に感じるかもしれませんが、少し力をかけても折れたりするような感じはしませんでした。

底にはプラスチック製のキャップがハマっており、屋内で使用してもそれほど傷の心配は無いかと思います。

端っこにある謎の穴ですが、ロープを使って地面に固定するためにあるようです。

付属品

お求めやすい価格なのに、付属品も充実しています。

収納袋

割としっかりした生地で、本家と同じ仕様を再現しているようです。

ファスナーを全開にし、ガバッと収納できて便利です。
ただの巾着袋だと、一番上の短いポールが引っかかったりするんじゃないかと思います。

ポールケースでも、この仕様を取り入れたら良いと思う。

フック

フックが5個付属しています。
本家インディアンハンガーではオプション扱いのようですね。

フックの見た目も本家を出来るだけ再現しているような感じです。

良いところ

軽くてコンパクト

本体の重さを量ったら、713gでした。
手に持つと数字以上に軽く感じると思います。

組み立てが簡単

全てショックコードで繋がっているため、ほとんどオートマチックで組みあがっていきます。

構造的にも間違えようがないので、本当に誰でも簡単に使えるハンガーラックです。

収納も簡単

初めて片づけた際は、片方を畳んで、もう片方を外そうとしてる間に、外したところが再連結し…というのを繰り返していました。
正直、「片づけにくいな」と思っていたのですが、何度かやる内に効率の良い畳み方がわかりました。

オススメの片づけ方

片方の被せ部分を2箇所とも外し、2本の脚を横棒に沿わせる。
脚を折り畳む。(上側の継ぎ目→下側の継ぎ目)
横棒を折り畳む。(畳み始めた側を下→隣の継ぎ目を上)
もう片方の被せ部分を2箇所とも外し、折り畳んだ横棒に沿わせる。
脚を折り畳む。(上側の継ぎ目→下側の継ぎ目)

1分あれば片づけられます。

悪いところ

ショックコードが不安問題

ショックコードは品質の低そうなゴムです。
正直、嫌な予感しかしません。

まんぷくスライム
自分で直せる構造になっているんだろうか…

ちょっと銀色見える問題

見えにくいかもしれませんが、横棒に差し込んている部分の銀色がすこーし見えます。

本家インディアンハンガーは、差し込み部分も黒色のようなので、こだわりの差が出るところかなと思います。

海外から確実に届くか問題

海外からの発送なので、トラブルが起きる可能性は高いです。

発送されない、到着が遅い、税関でのトラブルなどなど…

以前、別の商品をAmazonの中国出品者から購入した際の話ですが、購入から1カ月経っても到着しないことがありました。

出品者に問い合わせると、「待ってください」のみ。
さらに半月待って届かなかったので、Amazonのカスタマーに返金処理してもらうことになりました。

商品が到着したら破棄してくださいと言われましたが、いまだに届いていません…

MEMO

ちなみに、今回のLixada キャンプハンガーラックは、Lixada-JPという出品者から購入したのですが、Amazonに記載されている到着日までにちゃんと届きました。

その他のハンガーラックの考察

2019年末ごろから、同じようなキャンプ用ハンガーラックがAmazonにどんどん出品されているようです。
Amazonで溢れているノーブランドのヘリノックス風チェアのように市民権を得るのも間近でしょうか?

キャンプハンガーラックについても、似たような見た目の商品が沢山出ていますが、私が確認した範囲では、大きく3種類くらいの仕様が存在しているようです。

1. とにかく本家に寄せまくり仕様

パーツが全てショックコードで繋がっているタイプ。
ほぼ、本家インディアンハンガーと同じ仕様だと思われます。

今回購入したLixadaもこのタイプです。

まんぷくスライム
インスパイアを受けたなんてレベルじゃねぇ

メリット

組み立てが簡単
とても軽量

デメリット

耐荷重が他の仕様より低め
耐久性も他の仕様より低め(と思う)

2. 同じに見えてちょっと違う仕様

ポールはショックコードで繋がっているが、最後の組み立て時にネジ式のキャップを使用するタイプ。
耐荷重が高いが、本体も重たいようなので、ポール自体が太いのではないかと思います。

ハイランダー「アルミハンガーラック」やフィールドア「アウトドアハンガーラック」といった名称で、お馴染みのブランドから出ています。

2020年1月時点では売り切れが続いているようです。

メリット

耐荷重が高い(20kg!)

デメリット

本体が重い(約1.5kg)
収納サイズが大きめ(ポールの太さと思われる)
最後にネジネジする必要がある

3. 本家にアレンジを加えた亜種的な仕様

ポールがショックコードで繋がっておらず、差し込んで繋げていくタイプ。

組み立ては手間になるが、ポールを減らせば高さの調節が可能。
低いサイズで焚火ハンガー的にも使うことが出来るのはアリかもしれない。

メリット

ポールを繋げる本数で高さの調節が可能。
ショックコードが切れる恐怖がない。(壊れにくい?)

デメリット

ショックコード式より組み立てが面倒。
バラバラになるので無くす可能性がある。

まとめ

というわけで、キャンプで地味に役立つハンガーラックの紹介でした。

Lixada キャンプ スタンド ハンガー式ラックは、お手頃価格でなかなかのクオリティということが伝わりましたでしょうか?

まだまだ口コミが少ない商品ですが、個人的には大当たりだと思いましたので、詳しくレビューしてみました。

キャンプハンガーラックについては、類似品が増殖しつつあるようなので、好きなものを選べばよいかもしれません。

どれを選ぶか迷った時には、Lixadaにしとけば良いと思います。
言っときますけど、Lixadaの回し者じゃないですよ。

まんぷくスライム
ところで、Lixadaって何て読むんだったっけ…?

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